6月17日、晴れ。うんと晴れ。どんど晴れ。
こんばんは。狂乱の貴公子、リック・フレアーです。
なんと。知らんかね。知らん人はね、調べなさい。乞うたら全て答えが出てくると思ったら大間違いよ！いやらしい子！！
嘘をつき、更には毒づく性質の悪ぃ書き出しからお送りします。
本日は「あらどおし」でした。
荒っぽく通しました。
荒々しく通しました。
改めながら通しました。
「あら！通し？！」初耳だったようでした。
「ア・ラ・通し」フランス語っぽくしてみました。
「荒法師」聞き間違えました。
「朝通し」夜勤から引き続きでしょうか。
「浅野！牛！！」浅野くんが迫る牛に気がつかなかったんでしょうか。
急に答えを出す。
はい、こちらがリック・フレアーです。
ひとまず通したわけです。ざっと。ざっ！っと言いながら。言わなかったりしながら。
ただいまの稽古場に入ってからはシーン毎の稽古が主だったので、通してみて久々に見るシーン、ちゃんと見るの始めてだなここなシーン、随分雰囲気変わったなのシーンが次から次。
楽しかった。
本番初日の二週も前に、ざっとではあれ通しができるなんて、幸せです。
一本のお芝居は、実はシーンとシーンの、それぞれのやりとりの、突き詰めれば一瞬一瞬の、引き継ぎであり受け渡しでありパス回しではないかいなと存じます。
粗通し(←こう書くらしい)だけあってまだまだ粗だらけながら、もらったパスを死守しつつ、転んでもぶつかっても何とか次に繋ごうという、そんな気持ちは垣間見得た粗通しだったように感じます。
楽しかった。まだまだ楽しくなります。
京都、高円寺。どうぞ皆様ご期待あれ。
後半のムードでなんとか好感度を上げようという魂胆が見え見えの私、森東京タンバリン啓一郎でした。
写真はミスター縁の下、演助そーいちくんのパンツ&ソックス。柄&柄。
森 啓一郎
