だけども、行きつ戻りつ。お芝居の進み具合は、いつだって次々と新たな課題を産み出しながら、進んでいくのです。
課題は宝のようなもの。
それぞれのパートで、それぞれが取組んでおります。
今回は、てがみ座員の今泉舞さんを紹介しようかと。
普段、てがみ座員の方々は客演さんを紹介するけどなかなか自分たちの紹介までいかないのです。
舞ちゃんは、なんと20歳!
舞ちゃんの肌は、ピッチピチ。赤子の莉緒さんに近いのですよ。舞ちゃん見るたびに、また産まれたての生きの良さが残ってる!すごい!と感心するんです。
可能性がたーくさんあって、何処にでも飛んで行ける。そんな彼女をこれからもどうぞ、楽しみにしていて下さい。
舞ちゃん20歳
私はもうすぐ40歳
20歳も年の差がある二人が、台本では、数年しか違わない金子みすゞの前半と後半をやっております。リアルに考えたら不思議だけど、演劇的にはとても面白い効果があると思ってます。
私は、みすゞさんは、たった26年間の生涯の中で、元気な若者の時代からお年寄りになるまでを生き抜いたと考えてるんです。ものすごい勢いで駆け抜けたと。
だから、1年の年の取り方が、他の方とは違うんですね。そんな風に考えてます。
舞ちゃん20歳
莉緒さん0歳
舞ちゃんが40歳になったら莉緒さん20歳(当たり前だけど)
今の私と舞ちゃんと同じなのね。
二人がみすゞやることもあるかしら。そんな妄想を抱きながら、舞ちゃん紹介を終わりにします。二人で一つのみすゞさんになろうね。舞ちゃん。宜しく!


写真は、京都行く寸前の莉緒さんと舞ちゃんです。
石村みか